11/29/2009

Let It Be... Naked / The Beatles (2003)


解散期にあった最後の作品で、よく「まとまりがない、バラバラだ」と言われる気がするのですが、これまたどうでしょうか。’Get Back’、‘I Me Mine’ のようなケンカっぽい曲もありますが、1曲入れ替えただけで”Naked”のまとまりようなのですから、アルバムとしてはやはり高いといえるでしょう。’The Long and Winding Road’、’Let it Be’の2曲は、特に間奏に大幅な変更があり、オリジナルに慣れている方には物足りない感があるかもしれませんが、かえってあの素朴さに、じんとくるものを感じないでしょうか。上の2曲におけるリンゴの、極限までにシンプルな8ビートも、”Naked”の名をまさに体 現している名演です。

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