11/03/2010

Les années 60 / Chantal Goya

もしどこかに人間のいろんな表情を集めた辞典があったら、「物憂い( 女性版)」とかの項に載っていてもよさそうな歌手本人のこの顔は、1 曲でもこのアルバムを聴いてしまうと、どうして私はもっとうまく歌えないのだろうと沈んでいるように見えてしまうかもしれないし、その同じ歌手が「私、日本で6 位よ!」なんて言ってるフランスの映画が1966 年製作だったなんてことを知ったら、日本のチャートがズレてるのは今に始まったことじゃなかったのか…、とますます不安になってしまうかもしれませんが、結局のところ、美人がお洒落と手を繋いでしまったら、見とれてしまうか歯ぎしりするかのどちらかしかないのです。シルヴィー・バルタンやフランス・ギャルだけでは物足りない人も。

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