11/29/2009
Quique / Seefeel (1993)
「My Bloody Valentine meets Aphex Twin」とも称されたUK出身の4人組バンド。本作は1993年にtoo pureより発売された1stで、ミニマルに繰り返されるフレーズと極端なダブ/エフェクト処理によるくぐもった音像が魅力的。今ではポストロック/エレクトロニカの走りとも評されています。この頃はまだロックバンド的な爽やかさが辛うじて残っているものの、この後WARPに移籍し2nd、3rdとリリースを重ねるにつれ作風がどんどん先鋭化していき、出自不明かつサイケデリックな謎の音響が繰り広げられていくことに。WARP移籍後がエイフェックスのアンビエントワークスのvol.2ならこの頃はvol.1に近く、気楽に聴ける感じもありつつ、tr.4など後の展開が垣間見える瞬間もちらほらとあります。本作は2008年にtoo pureより奇跡の再発を果たし、最近ではベースにDJ Scotch Egg、ドラムにE-da(ex.BOREDOMS、AOA)という英国在住の日本人2名(なんとも驚きの顔ぶれ!)を加え、ライブ活動も再開している模様。
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