3/24/2012
Flagment Of Paradise / 杉本拓
フィリップ・ロベール著「エクスペリメンタル・ミュージック」のなかで沈黙のギタリストとして紹介されていた杉本拓は現在既に無音の演奏から方向転換して
いるが、無音の演奏を始める前は音響的即興といわれる類の演奏を行っていた。「Flagment Of
Paradise」は杉本が音響的即興を始め、その可能性を探っていた時期の代表作である。この後杉本は、突如としてステージでほぼ音を出さない、という
演奏スタイルに変化し、今では即興演奏自体を全くと言っていいほど行っていない。杉本は興味を音自体からコンテクストに移し、現在は作曲によってそれにつ
いての実験を重ねている。
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