6/26/2012
Einstein on the Beach / Philip Glass
ミニマルミュージックの代表的な作曲家であるフィリップグラスの初期作品。『浜辺のアインシュタイン』というオペラのために作られた楽曲。テーマは進歩と静止、そしてそれらの交錯。フィリップグラスの作曲の特徴は、加算方式と呼ばれるものである。あるパターンを繰り返し、そこにもうひとつのパターンを加算し、新たなパターンを作る。それに対して、さらに新しいパターンを加算する。その繰り返し。慌ただしいパターンの変遷、まくしたてるようなボーカル、暴力的な音の繰り返し。人類の歩んで来た道、あるいは歩んで行くであろう道を早送りで見せつけられているような恐怖感。その速すぎる流れに一人取り残された恐怖感。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿