世界唯一のスカ・コア(スカスカなハードコア)バンドを自称する4ピースバンド、54-71のメジャーデビューアルバム。極端に音数の少ないスカスカな演奏に、全編英語のラップを放つ、超個性的でストイックな音楽性を持つ彼らだが、メジャー第一作目だからなのか、このアルバムではそんな彼らのポップな一面が垣間見える。解りやすいメロディーがいつもの彼らの曲よりも多いのは確かだが、別に音が厚くなったわけでも、キラキラした音があるわけでもないので、「何を以って音楽をポップと感じるのか」と考えさせられる。いずれにせよ、M-7「what color」は名曲。こんなにスカスカなのに、こんなに温かく優しいなんてズルい。
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