リズムボックスがことこと刻むミニマルなビートの上で、ソウルフルだが控えめなギターやオルガン、軽やかなストリングスが融け合う。ほぼ全楽器を担当したShuggie(当時21歳)による究極のハイクオリティ宅録アルバムといえる。即興による緊張感とは対極の、完成された優美な質感をもった世界。ブルース仕立てのファンク、ソウル、ダブ。最後は長尺のスピリチュアル・ジャズ? あまりに多彩かつアブストラクトで、小ネタ集の趣もあるために、サンプリングの格好の材料ともなった。
3/27/2010
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