12/17/2012

Music Is The Healing Force Of The Universe / Albert Ayler


 ノイズやフリージャズや現代音楽などの、ディスクユニオンだったら全てごちゃまぜにアヴァンギャルドの棚にぶち込まれている音楽の多くは、雑誌やらブログやらでどんな凄い音楽なのか妄想を膨らましている時が一番楽しかったりして、実際聴いてみたらこんなもんか、とかなんだかよくわかんない、とかで期待外れなことが多い。語られ方と実作品との乖離が最も激しいジャンルの内の一つであると言って良いと思うのだが、それもある意味では仕方なく、だってアルバムのタイトルがMusic Is The Healing Force Of The Universeとかだったりするわけだし、実際聴いてみたらいわゆる癒しとは対極にあるような音楽だったりするわけで、そりゃなんか理屈つけて小難しいこと語ってみたくもなる。でもまぁ、大体全てを話半分に適当に聴き流しとくのが最も良いのであって、アイラーのサックスは凄くキャッチーだなぁと思っておけばそれで良い。キャッチーと思わなくても、まぁそれはそれで別に良い。なんか良い感じがしたり、また聴きたくなれば聴けば良い。
最後に、もちろんさん、ありがとうございました。(1969 Impulse!)

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