60~70年代初期を中心に活躍した英国出身のフォークシンガーAnne Briggsのセカンドアルバム。木漏れ日フォークと呼ばれるフォークとは対照的に森の奥でひっそりと歌われているような印象を受ける作品(ちなみにこの作品の邦題は『森の妖精』)。ギター1本をバックにして素朴に、そして淡々と歌い上げている。素朴という点では同年代の英フォークシンガーVashti Bunyanと似ている。しかし、その淡々と歌い上げる様は俗世間と距離を置こうとする意思表示のようであり、まさに『森の妖精』のような存在であり続けている。(1971 Topic)
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